ビルの15階にCICの開示相談コーナーがあります。入口を入ると受付があって、「自分の信用情報を調べに来ました」と言うと、信用情報開示申込書を挟んだ番号が書いてあるクリップボードを渡してくれます。
申込書に氏名住所などの必要事項を書き込むこと、自動販売機で手数料のチケットを購入してもう一度受付に来るようにと言われます。指示通りに、立ち食い蕎麦屋さんにある様なチケット販売機で手数料500円のチケットを買って(註3)、
申込書の記入欄を埋めて受付に行きました。なお、記入欄には現住所だけでなく、かつて住んでいた住所も書く様になっています。
(註3) 何年か前まで無料で情報開示していた様な気がします。あまりにコストがかかるので有料になったのでしょう。郵送で請求することも出来その場合は900円 1,000円かかります(平成19年4月13日、11月27日加筆)。
CICの信用情報開示申込書に記入(書き込んだ部分を一部消してあります)。
受付でチェックを受けた後、開示された情報についての解説を相談員から受けるか尋ねられ、解説を受けることを希望すると、番号(クリップボードにある)を呼ばれるまで待つように言われ待ちました。
平日のお昼前でしたが、信用情報開示に来る人が結構多くて、混んでいると言うほどではないのですが、人が途切れることなく来ていました。
自分の番号が呼ばれ、7つある個室ブースの1つにいって、相談員の方に申込書をクリップボードごと手渡しました。小さな個室になっていますから個人情報の話をしても他の開示請求者(お客さん)に漏れることはありませんので安心です。並んでいる個室ブースを見ていると何となく、キリスト教の教会にある懺悔室みたいなものを連想してしまいました。
それから申込者が本人であるかを確認するため、本人確認書類(身分証明書)の提示を求められます(註4)。
(註4)CICでは、運転免許、パスポート(旅券)、身体障害者手帳、外国人登録証明書の4種類は単独で確認書類として認めている。主に写真のない書類では2種類必要となる。詳しくはCICのHP参照。
相談員の方が、差し出された運転免許証を確認したあとコピーをとってから返却しました。
そしてまたブースの中でまた少し待ちます。申込書にある内容に基づいて、コンピューターに蓄積された信用情報を照会して、プリントアウトするのに5分程かかります。
(つづく)
近藤巧器行政書士事務所 埼玉県朝霞市
平成18年12月1日公開
平成19年4月13日加筆
注意 この文章には私的見解を含み、行政機関・民間企業のそれとは異なる場合があります。また個別のケースによって事情が異なります。この文章を参考にした行動の結果は保証出来ませんので、自己責任でお願いいたします。
自分の信用情報を調べる その3
自分の信用情報を調べる その1
自分の信用情報を調べる その4(完)