不当要求防止責任者講習を受けてみました その2

講習の前半が終わって休憩中

  講師の話の後は、30分ほどのビデオを見ました。警視庁が東京都民向けに作ったビデオでしたが埼玉県でも使っています。
 内容は不当要求に遭遇したときに企業や官庁がどう対処したらよいのかと言うもので、悪い例の展開と良い例の展開のドラマが演じられていました。

 悪い例は職場の担当者が単独で秘密裏にことを進めてしまって、どうにも立ち行かなくなってから警察に相談するパターンです。
良い例はいささか予定調和に成り過ぎの感が否めないのですが、不当要求防止責任者が中心になって正しい方法で対処して、めでたしめでたしになるパターンです。

 ビデオの中で、架空の暴力団「亀森組」、何とか一家「近藤組」や架空のエセ右翼団体なんとか憂国塾、いかにも怪しい感じの環境保護団体が出てきました。このビデオには無かったのですが、講師の話で他にも「エセ同和団体」、「総会屋」、「会社ゴロ」と言う分類についても取り上げられました。

 講習終了後に、受講修了書をもらいました。中央に警察の旭日徽章が入っていて結構カッコイイです(次の「その3」に画像あり)。なお私がこの日受けたのは「選任時講習」といいます。講習の費用の負担は一切ありません。詳しく知りたい方は財団法人埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センターのHPをご覧ください。

(財)埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センター

(つづく)
近藤巧器行政書士事務所 埼玉県朝霞市
平成18日公開

注意 この文章には私的見解を含み、行政機関のそれとは異なる場合があります。また個別のケースによって事情が異なります。この文章を参考にした行動の結果は保証出来ませんので、自己責任でお願いいたします。

不当要求防止責任者講習を受けてみました その3(完)

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不当要求防止責任者講習を受けてみました その1


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